10月12日から12月22日迄開催された中津万象園・丸亀美術館での個展が好評のうちに終了いたしました。
県内に2つある大名庭園の一つ中津万象園は、海岸に面し瀬戸内海を借景に丸亀藩二代藩主京極高豊により造園され美しく整備されて園内に丸亀美術館、オリエント館、茶室、和食レストラン「懐風亭」、などがあり観光客が多く訪れ、記念写真撮影のスポットとしても人気を集めています。そして、今回、丸亀市の歴史をテーマとした「京極展」が同時に開催され丸亀城を起点として歴史的観光スポットを周遊する臨時バスが休日に運行され多数の人々が訪れてくれました。
メイン展示作品、海岸寺奉納作品「屏風浦山水図」「多度津町鳥瞰図」「金刀毘羅不動迦楼羅炎図」は、かつて京極氏により庇護を受けた海岸寺の客殿京極上段の間にあることから今回特別にお借りして展示し近作と共に個展会場に展示しました。一般公開していないので一度どこかで公開できればと思っていましたが、寺の歴史とも繋がる企画で良い機会と巡り会え大きな喜びを感じました。
近作は、100号と120号の大作6点を展示し、他、近年「火」を用いて制作する作品以前の「水」をテーマとした作品を対比させた屏風絵「みなも」も展示しました。
作品の根底に流れるテーマは「生命」です。昨年から7年続けた焔が生み出す偶然のフォルムから意識外の表現を定着させる行為に、その画面に消すことで生じる白い線を意識的行為として絡ませ積極的にメッセージを発信する表現へと移行しています。新たな作品の世界観を生み出そうと模索を始めています。来年の展示企画もすでに決まっていてワクワクする気持ちが抑えきれません。
本展ご来場いただいた皆様方にお礼申し上げると共に、主催いただいた中津万象園保勝会、尽力いただいた、多度津町資料館など関係の皆様方のご尽力に深く感謝いたします



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