

「伊豆大島を祝福する」アートアイランズTOKYO2020参加作品
2013年の大規模な土砂崩れを免れた「新町亭」で行うインスタレーションプラン。
今回アートアイランズTOKYO2020に際し計画したインスタレーションは、伊豆大島を代表する植物「椿」の「赤色」を使う。「椿」の赤い花びらは、大島の自然から必然性的に生まれたものである。意図的に生成された物でないピュアな赤色が空間を変え時間の変化の中でどのような輝きを見せるのか?
伊豆大島には、もう一つ「赤」がある。活火山「三原山」の吹き上げる溶岩流だ「三原山」は、「御神火」として島民が崇拝して来た。マグマ溜まりから地球の血液とも言えるような溶岩流が噴出し伊豆大島の大地を形成して来た。これも伊豆大島を象徴するピュアな「赤」であろう。自然と時間が生み出す色彩と「御神火」をイメージし花が舞う体験は、果たして来場者にどのような意識の変化をもたらすのか楽しみである。
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